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かつては、「高学歴でエリートコースを歩む人」とか「仕事をバリバリこなす人」というような意味で使われていました。最近はいろいろな意味で使われるようになっていますが、職業アカデミーでは、会社に所属して働いている人の「職業人生」と定義します。なお、ラテン語で「轍」(わだち:馬車が通った後に残る車輪の跡)を意味しているといわれています。 |
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自分がどんなライフスタイルを望んでいるのか、また、将来どんな自分になりたいのかを考えること。同時に、自分を取り巻く状況や環境を知り、それと照らし合わせながら人生を考えること。それが「キャリアデザイン」です。 |
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かつて、会社勤めすることによって自動的に形成されていた個人のキャリアは、今、自ら切り開くものへと変わりました。その理由の一つに 90 年代のバブル経済の崩壊が挙げられます。経営が悪化した企業は、経費削減のため雇用調整せざるをえなくなり、それまでのような終身雇用が維持できなくなりました。つまり、会社によって長期的・計画的に行われていた社員教育ができなくなったため、個人のキャリアが自動的に形成されることもなくなったのです。 |
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IT の技術革新も、大きく影響しています。というのも、機械が人に取って代わったことによって、雇用が削減されたからです。これは、前述の終身雇用の崩壊に通じています。また、技術革新によってビジネス展開が世界規模となり、国際競争が激しくなったため、企業は生き残りをかけて経営改革や事業構造改革を行うようになりました。これに伴って、働く個人は、職種転換せざるをえなくなったり、構造改革に適応できるよう、もっと言えば、会社に万が一のことがあっても大丈夫なよう、社外でも通用する職業能力が求められるようになりました。つまり、いつでもどこでも職に就ける自分であるために、自らキャリアを考える必要性が高まったのです。 |
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さらに、働き方に対する個人の考え方も変化していることも、一つの要因となっています。転職やスペシャリスト志向が高まるなど、生涯一社にこだわらない人が増えてきました。ひとところに留まらないということは、キャリアアップも含め、すべて自己責任となります。こうした変化によって、キャリアは“会社が何とかしてくれる”ものから、“自ら切り開く”ものとなったのです。 |

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